代表プロフィール

技術情報1

 

スラッシュ水素研究所 ロゴ
摺動流から擬均質流となる高流速時に、円管中央部に移動した固体粒子群により、管壁での乱流発達が抑制され、スラッシュ流体の圧力損失低減と熱伝達劣化が発生する場合の固相率分布をロゴにしました。


代表
大平 勝秀(Dr. スラッシュ)
Katsuhide OHIRA (Dr. Slush)
東北大学 名誉教授
宇宙航空研究開発機構(JAXA)客員教授(平成28年 4月~平成30年 3月)
低温工学・超電導学会 フェロー
博士(工学)
論文題目「水素の液化およびスラッシュ化に関する研究」

スラッシュ水素、液体水素等極低温流体、極低温技術、極低温機器に関するお問い合わせ
E-mail : ohira.tohoku@gmail.com

経歴
1973年 3月 九州大学 工学部 航空工学科 卒業

1975年 3月 九州大学大学院 工学研究科 応用力学専攻(航空工学)修士課程 修了

1975年~2004年 三菱重工業(株)技術本部 長崎研究所 勤務
➀ 国内初の大規模液体水素流動試験設備(10 MPa、流量 20 L/s、1975年完成)、高圧・極低温He流動試験設備(42 MPa、20 K)等を使用して、液体水素、固液二相スラッシュ水素等極低温流体技術の研究・開発
② 液体水素を燃料とする H-Ⅰ、H-Ⅱ、H-ⅡA ロケットの開発
③ 大型水素液化機(田代、種子島)、He液化機、G-M型小型冷凍機、スターリング型超小型冷凍機(1 W at 80 K)の開発
④ 水素の凝縮・液化熱伝達率が Nusselt理論式と一致することを初めて実証した研究
⑤ 世界初の磁気冷凍法による水素液化の実証と高効率水素液化技術の研究
⑥ トリスタン計画超伝導加速空洞用クライオスタットの開発
⑦ 宇宙機用姿勢制御スラスタ(ヒドラジン)、火星探査機用スラスタ(四酸化二窒素/ヒドラジン)の開 等を行う。
この間、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)燃料電池・水素技術開発部に3年間出向。

2004年~2016年 東北大学 教授(流体科学研究所 極低温流研究分野)
➀ スラッシュ水素、スラッシュ窒素、気液二相液体窒素の流動・伝熱研究
② スラッシュ水素を利用した高効率水素エネルギーシステムの実用化研究
③ スラッシュ窒素の圧力損失低減、伝熱劣化が同時に発生することの実証と発生メカニズムの解明研究
④ スラッシュ流体の三次元流動・伝熱解析プログラム(SLUSH-3D)の開発
⑤ 液体窒素のキャビテーション不安定流動の研究 等を行う。

2016年 4月 東北大学 名誉教授
2016年 4月~2018年 3月 宇宙航空研究開発機構(JAXA)客員教授
2016年 5月 スラッシュ水素研究所 設立(代表)、低温工学・超電導学会 フェロー
液体水素、スラッシュ水素、スラッシュ窒素等の極低温技術の普及とスラッシュ水素を利用した高効率水素エネルギーシステムの実用化を現在行っている。

主な著書(共著)
水素の液化と低温装置
冷凍空調便覧 機器編(日本冷凍空調学会 2006)406-408.
ISBN: 978-4-88967-091-2

磁気冷凍液化技術(磁気冷凍法による水素液化技術)
水素利用技術集成 Vol. 3(㈱エヌ・ ティー・エス 2007)453-461.
ISBN: 978-4-86043-146-4

スラッシュ水素を用いた高効率水素エネルギーシステム
水素利用技術集成 Vol. 4(㈱エヌ・ティー・エス 2014)301-312.
ISBN: 978-4-86469-082-9

Slush hydrogen production, storage, and transportation.
Compendium of Hydrogen Energy, Vol. 2 (Woodhead Publishing, Elsevier Ltd. 2015) 53-90.
ISBN: 978-1-78242-362-1

主な受賞
1973年 3月 日本航空協会 航空学術賞

2008年 8月 日本混相流学会 平成19年度技術賞
極低温スラッシュ流体を利用した混相冷却法の開発

2011年 5月 低温工学・超電導学会 平成23年度論文賞
水平管内を流動するスラッシュ窒素の圧力損失低減現象

2015年 5月 低温工学・超電導学会 平成27年度学術業績賞
スラッシュ流体の流動伝熱研究とスラッシュ水素を利用する水素エネルギーシステムの実用化研究

2016年 5月 低温工学・超電導学会 フェロー
スラッシュ水素等極低温流体および水素エネルギー研究に関する顕著な業績

発表論文など
研究論文(査読有り)   51 件
大学紀要など       12 件
展望・解説        15 件
受託研究報告書      28 件
招待講演         22 件
国際会議発表       48 件
国内学会発表(本人発表分)55 件

東北大学で担当した授業科目
全学教育
基礎ゼミ(自然界の構造:流れの科学)
基礎ゼミ(燃料電池と宇宙開発を支える水素エネルギー技術)
基礎ゼミ(極低温流体が拓く宇宙・環境・超伝導エネルギー技術)
基礎ゼミ(極低温流体の流れと最先端機器の高性能化技術)
基礎ゼミ(現代学問論
学部教育
熱力学
大学院教育
極低温物理工学(修士課程)
スペーステクノロジーセミナー(修士課程)
Thermal Science and Engineering (修士課程、英語授業)
航空宇宙流体工学特論(博士課程)

特許、実用新案(登録済)
極低温流体の密度計測装置特許第3572200号)
磁気冷凍機特許第3316356号)
超伝導液面計特許第4963016号)ほか
合計 51 件